生きる強さってなに?挫けてっていいじゃない!人間だもの
私はずっと自分のことを「強い」と思っていました。
だって、親から「いらない子」と言われて育ち、決して家庭環境も良い方ではなかったし、貧乏な育ちでしたから。
それでも、笑顔を絶やさず頑張ってきたんです。
辛くても耐えるんです。故に、私は人より我慢の器が大きいと思うんです。
逆に、「いや」と言えない、断れない、拒絶できないんですね。
これは、結構人生を辛くしている性格だと思います。
結局「親」だけではなく、自分とかかわる人全員から嫌われたくないんです。
これも、結構しんどい人生を歩むことになります。
子供だから自分一人では大きくなれない、だから、親には目いっぱい気を使っていました。親に捨てられたらそれは「死」を意味するから。子供ながらにやっぱり「生きたい」と思うんですね。
だから私は、辛くて耐えられなくて「自殺」をしてしまう人もいますが、きっと本当の気持ちは「死にたくない、生きたい」だと思うのです。
「自殺」を選ぶのも本人の人生だから、と思いますが、要らない命はありません。生きて欲しいと思うのです。
頑張らなくてもいい。立ち止まったもいい。逃げ出してもいいから。
どうして、こんなことを書くかというと、
私はずっと「強い」人だと思っていました。
でも、ちょっとしたキッカケでいとも簡単に崩壊するんです。
当時の私は仕事を相当頑張っていました。自分のキャパを超えて頑張っていた。
どうしてあんなに頑張っていしまったのだろう・・・というか、必死で仕事をしていたから、自分が無理をしていることにすら気づかないでんす。
いつも同僚の子と給料明細を見せ合いっこをしていて、ある時「私この子のお給料を超えるのに、こんな努力を後4年も頑張らないといけないんだ・・・」
と思った瞬間「プツン」と音立てて切れた。
そしたら、もう会社に行けなんです。食べたものを吐き、引きこもる。
家族は、寝てばかりいるからダメなんだ!これが私に追い打ちをかける。
「もう頑張れないよ」・・・
家族でさえも理解してくれないんです。
寄り添って、話を聞いてくれる、信じて待っていてくれる人が居ないのは寂しいですよ。
実際に経験しないと分からないし、同じ経験をしても、感じ方人それぞれですからね。
人に理解してもらうっていうのはちょっと難しいかな。
でも、寄り添うこと、話を聞くこと(否定せず受け入れてもらうこと)、歩み寄ることはできますから。
長い目で、人間関係を構築していったいいと思います。
私は病院へ行って治療を始めました。
お陰様で薬の副作用用でますます気持ち悪さは増したけど、気分は爽快になりました。
外へ出かけることが出来るようになりました。
ただ、薬を服用していても夜は寝れないし、熟睡などしたことがない、無理ができないから人より疲れやすいし。
でも、それを言ったら言い訳になってしまいそうで言えない。
仕事が出来なくて会社を首になるのは当たり前。
障碍者就職面接会んい行っても「精神1級って!!!初めて見たよ。道とかで叫んじゃうんだよね」と言われる始末。
その時、障がい者面接会で思ったのは、身体障がい者はOKだけど、精神は嫌だ。という企業が殆どでした。
これが現実です。
で、思うように仕事ができないから、前はあんなに仕事ができたのに・・・
それは、とても辛いことです。
また、薬を服用してから30キロ太りました💦
人はそれぞれ色んな人生を歩んでいます。
だから、あなたはあなたのままでいいんですよ。
良いも、悪いも決めるのはその人の価値感だから、人を傷つけたり犯罪を犯したりしなければ、人生に良いも、悪いもないんです。
それでも、私は今日も生きています。