それからは、山川は用事がなくても私の施設へ来るようになった。ある時仕事終わりに山川は自分の車で私の施設へやってきた。「ドアは閉めなくていいから乗って」と言ったが、いざ車へ乗ると「ドア閉めて」と言った。そして、車の説明を始めた。山川は「車」…

しばらくすると、山川は「連絡を交換して欲しい」と私に言った。 そして私は山川と連絡先を交換をして。 特に連絡をする機会もなかったので、私は場電話番号を交換したことも忘れていた。 次に山川が私の施設に尋ねてきたとき、「今日友達と飲むから一緒にど…

山川は私より大分年上でした。 あまり生活感のない男性でした。山川の施設では、クッキーやパンを製造販売をしていた。 私の施設ではチーズの製造販売をしていました。 山川はその施設で資源回収の仕事をしていた。 私の施設へ定期的に資源回収へ来るように…

今日は施設の合同販売会。私の施設も参加をしました。 私は販売会の準備を進めていると、隣のブースのおじさんが「これあげる」と言って、パンのキーホールだーを投げてきた。 私は上司に「これもらったけどいる？」と聞くと、上司は首を横に振った。私も要…

私の名前は「中沢倫子」私が始めて「柏原」に会ったのは、二十八歳の時。 私の会社で蕎麦店と提携して運営することになった。その蕎麦店の店長が柏原だったのです。 柏原が私の事務所へ挨拶にきて、私は関客室へと案内しコーヒーを出した。 コーヒーを出し終…